この連載は週に一度「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者がテーマに合わせて記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。今週のテーマは「経営層に読んでほしい記事3選」。当事者はもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。
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選者:井口恭子記者
幼少期をロンドンで過ごす。大学卒業後は外資系証券会社のリサーチ部門に勤務。否応なく数字漬けの日々を経て、長年の数学嫌いをほんの少し克服した。子どもの頃から活字中毒だったため、20代後半から翻訳の道に進む。主に金融やIT関連の翻訳を行う一方で、海外ドラマや洋楽番組の字幕制作も経験。LGBTQアライ。夢は南の島かロンドンで隠居すること。2018年から「WWDジャパン」編集部で翻訳を手掛けている
【記事1】
ドリス・ヴァン・ノッテン“いつも通り”な有終の美 涙と多幸感に溢れたラストショー
6月22日のパリは空に灰色の雲がかかり、雨が降ったり止んだりの移り気な天気だった。この日デザイナーを引退するドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)も、自身のブランドのデザイナー退任という大きな決断に心が揺れ動いていた。「『ああ、これが私にできる最高の決断だった』と思う日もあれば、『何て決断をしてしまったのだろう』と感じる日もある」――きっと「ドリス ヴァン ノッテン」を愛する多くの人も、新作を早く見たい気持ちと、名残り惜しい気持ちが入り乱れていただろう。(全文はこちら)
【記者のコメント】
トレンドが目まぐるしく変化する現代において、「ドリス ヴァン ノッテン」は独創的で美しい色使いやプリント、エキゾチックなディテールで彩られたスタイルで長年愛されてきた。38年にわたってブランドを率いた創業デザイナー、ドリスの退任を惜しむ声も多いが、いつかは来る“ラスト”を計画的に、自身のタイミングで決めたことも、ドリスが敬愛される理由の一つだろう。いずれ発表するという後任デザイナーが誰なのかも含め、新章に注目したい。
【記事2】
徹底したマーケティングで立教大生の心をつかむ 【次世代美容師:「ラボヌールヘアーレーヴ 池袋店」志村大成スタイリスト】
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