英投資会社のペルミラは5月23日、米オーガニック・パーソナルケア・ブランド「ジョンマスターオーガニック」(以下、「JMO」)及び、同ブランドの日本・東アジアにおける総販売代理店であるスタイラの過半数の株式を、ペルミラの子会社が370億円で取得すると発表した。なお、JMOのジョンマスター創業者と、スタイラの野田義宗・現会長、野田まい子の両創業者は、今後も事業運営に関与する。
「ジョンマスターオーガニック」は1991年、ニューヨークのソーホー地区でスタイリストとして活動していたジョンマスターにより誕生。「地球に敬意を払うラグジュアリーなビューティーラインを」というコンセプトの下、天然由来原料のみを使用したヘアケア、ボディーケア、スキンケア製品などを、約40カ国で展開している。日本には2007年にスタイラが総販売代理店として展開。13年にスタイラインターナショナル(野田義宗社長)が、米JMO社の株式の過半数取得しビジネスを展開。グローバルの売り上げは、200億円程度で、そのうち日本は3〜4割りと見られる。
【関連記事】
400億円でジョンマスターオーガニック売却の報道