ビューティ

花王がアイリスオーヤマのアイマスク販売差止めを申し立て アイリスオーヤマは「訴状届き次第、対応・検討する」

花王は9日、アイリスオーヤマのアイマスク4品が、ヘルスケアブランド「めぐりズム」を代表する“蒸気でホットアイマスク”の意匠権を侵害するとして、東京地方裁判所に対象商品の販売などの差止めを求める仮処分を2日に申し立てたと発表した。これに対しアイリスオーヤマは「現段階で訴状が届いていなく、届き次第内容を確認し会社としての対応を検討する」としている。

花王によると“蒸気でホットアイマスク”は、「現在までに“ホットアイマスク”という新たな市場を確立するに至った」と主張。「長い時間をかけて広く認知され、信頼を築いてきたホットアイマスク市場が、類似品によってその信頼を損なわれることを強く懸念している」とコメントした。

今回の対象商品は、アイリスオーヤマが販売する“モイスクル じんわりホットアイマスク”シリーズの無香料タイプとラベンダータイプ、それぞれ5枚入りと10枚入り。花王は1990年代から「めぐりズム」の技術開発をはじめ、2007年に“蒸気でホットアイマスク”を発売した。約40度の温かな蒸気で目と目もとを包み込む形態が特徴で、新たな目もとケアの提案を行ってきた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

サステナビリティ特集 サステナブルなアパレル製品の作り方

「WWDJAPAN」9月9日号の特集は、「How to be a Sustainable Apparel」。本特集では、サステナブルなアパレル製品の作り方について考えます。サステナブルなアパレルといってもそのアプローチ方法はさまざま。有力アパレルメーカーが定番品をよりサステナブルに作り替えた製品や新たにブランドを立ち上げた事例、社会課題解決に向けてゼロから方法を模索して作った製品など課題に対してよ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。