2006年公開の大ヒット映画「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」の続編企画が進行しているようだ。米デジタルメディア「パック(PUCK)」など、複数の海外メディアが報じた。同サイトによれば、製作はディズニー(DISNEY)が行い、前作を手掛けたデヴィッド・フランケル(David Frankel)監督および脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケンナ(Aline Brosh McKenna)と現在交渉中だという。
人気ベストセラー小説を映画化した同作は、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が演じるジャーナリスト志望の主人公アンドレア(アンディ)・サックスが、有名モード誌「ランウェイ」の“悪魔のような”名物編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタントとなり、仕事や恋愛に奮闘しながら成長していくストーリーだ。世界興行収入は3億2600万ドル(約521億円)を超え、ミランダを演じたメリル・ストリープ(Meryl Streep)と衣装を手掛けたパトリシア・フィールド(Patricia Field)はアカデミー賞にノミネートされた。
続編の内容は明らかにされていないが、「パック」によれば、引き続き「ランウェイ」を率いるミランダが、デジタルメディアが台頭して従来の雑誌出版が衰退していく中、多額の広告費を持つラグジュアリー企業の幹部となったアンディの先輩アシスタント、エミリー・チャールトンと対峙することになるという。
気になるキャストも現時点では未定で、アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、そしてエミリー役で一躍人気となったエミリー・ブラント(Emily Blunt)らの続投については明らかになっていない。