ロエベ財団(LOEWE FOUNDATION)は7月20日〜9月16日の期間、長野県の御代田写真美術館で開催する「浅間国際フェスティバル2024 PHOTO MIYOTA」で、釜師の16代目大西清右衛門家の特別展示を行う。
400年続く釜師の生活
写真家の横浪修らが撮影
大西家は、約400年に渡って茶の湯釜工芸を手掛けており、ロエベ財団は、2023年に同家をサポートし、6年間の資金援助プログラムの実施を発表している。「浅間国際フェスティバル2024 PHOTO MIYOTA」では、清右衛門の妻、詠美の視点をテーマに、大西家の屋内や私的な空間を写真家の横浪修が撮影した作品のほか、23年に小見山峻と五十嵐邦之が手掛けたポートレートや工房、工具の写真も紹介する。
ロエベ財団は、1988年にロエベ創業家の4代目エンリケ・ロエベ(Enrique Loewe)が民間の文化財団として設立。工芸やデザイン、写真、詩、ダンスの分野でサポートや保護活動を行う。
開催概要
■浅間国際フェスティバル2024 PHOTO MIYOTA
日程:7月20日〜9月16日
定休日:水曜日(8月14日を除く)
時間:10:00〜17:00
場所:モップ 御代田写真美術館
住所:長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1794-1
入場料:屋外展示、ロエベ展示は無料