ユナイテッドアローズの4〜9月期連結は、売上高が前年同期比108.7%の641億200万円、営業利益が同103.5%の36億1500万円、経常利益が同101.8%の36億1800万円、純利益が同109.1%の21億3600万円だった。売上総利益率は円安の影響や、売り上げに占める仕入れ商品の割合が増加したことから、1.8ポイント減の51.0%となった。
売り上げ増の要因は、グリーンレーベル リラクシング事業で夏から秋にかけて商品投入の頻度を上げ、新鮮な売り場を作った他、ユナイテッドアローズ事業やクロムハーツ事業を中心に、訪日外国人による売り上げ拡大が継続していることだ。免税対応店舗数の拡大や販売員の語学研修など、インバウンドに向けた対策も強化している。
2016年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比107.9%の1414億100万円、営業利益が同103.%の116億8600万円、経常利益が同101.1%の116億6000万円、純利益が同112.2%の71億300万円。