伊藤忠商事は、米アウトドアブランド「ペンフィールド」の日本及びアジア4地域(中国、香港、韓国、台湾)での商標権を取得した。日本では百貨店やセレクトショップ、カジュアル専門店などを中心に販売し、あわせてアジア4地域でも順次取り扱いを開始し、5年後には売上高100億円(小売りベース)を目指す。
「ペンフィールド」は1975年にボストンで創業。アウトドアウエアとしての機能性と洗練されたファッション性を兼ね合わせたウエアが有名で、特にマウンテンパーカーやダウンベスト・ジャケットが人気を集めている。現在ではアパレルだけでなく、シューズ、バッグ、グローブ、ベルト、時計などの周辺アイテムも展開しており、世界20ヵ国以上で販売している。伊藤忠商事は特に韓国や中国においてアウトドアブランドの提案するライフスタイルの潜在市場が大きいと見て、拡販する考え。