経済産業省のクールジャパン推進課は、投資ファンドのリヴァンプと組み、日本全国の優れた地方産品500アイテムを選定し、世界にPRするプロジェクト「ザ・ワンダー・ファイブ ハンドレッド(The Wonder 500)」をスタートした。ファッションから食、生活雑貨、インテリア、文具などの分野からセレクト。9月2〜4日に開催される日本最大級のギフト見本市「ギフトショー」での展示を皮切りに、9月5〜12日にパリで開催される「パリ・デザインウィーク2015」で120アイテムを展示するほか、11月には世界6都市の「モノクルショップ」で10アイテムの展示・販売を行う。
同プロジェクトの大きな特徴は、ファッションや食など、各分野の専門家やインフルエンサーによる発掘と公募の2タイプの審査を経て認定し、ロンドン発の「モノクル」とのタイアップなど、情報発信/編集も展示会とセットで行う点だ。関芳弘・経済産業大臣政務官は、「地方の優れた産品は、日本の眠れる宝物。発掘し、海外に発信することが、日本経済の活性化につながる」と意気込んでいる。