クロスカンパニーは、4月1日から役員を除く全正社員2539人に対して、給与のベースアップを行なうことを発表した。
入社4年目までの640人が1万1000円(ベースアップ率5.9%)、5年目以降の1831人が4300円(同2.3%)、管理職の68人が4000円(同1%)、全社員平均6000円(同3.1%)賃上げされる。
安倍政権が取り組んでいるデフレ脱却に向けた経済政策のひとつ「賃金アップ要請」に賛同し、給与改定を通じて従業員の満足の向上を図り、成長戦略に弾みをつける。
同社は、2014年度の戦略としてグループで過去最大となる208店舗の出店と、欧米市場を見据えて開発した戦略ブランド「コエ(KOE)」など、グローバルを見据えた新規事業の立ちあげを予定している。
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