ビューティ賢者が
最新の業界ニュースを斬る
ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、アジア圏のマーケットにも好影響を及ぼす日本のベスコスについて。
寺山イク子/オリエンタル代表/江戸川大学 客員教授/JCPA(日本コスメティックプロフェッショナル協会)顧問
(てらやま・いくこ)2012年から江戸川大学「ビューティビジネス」でアカデミア参入。多くの世界的ラグジュアリー企業での経験や実績から”ビューティ・ジェネラリスト”として活動中。近く「パーソナルゼミ」開講予定。趣味はソーシャルアストロロジー
ベストコスメ(通称ベスコス)が盛り上がりを見せていた6月、各媒体は特集を組んでいたが“ベスコスとはなんぞや?”という人もいるだろう。世界中にあるコスメアワードの先駆けは、1986年に創設された「マリ・クレール ボーテ大賞」といわれ、 “コスメ界のオスカー”とも称されている。今年は38回目を迎え、その権威と影響力は非常に高い。現在の日本市場では50媒体以上の女性誌、ファッション誌、カルチャー誌(いずれもウェブ版や動画系含む)がファッション&ビューティ、ライフスタイル情報などを発信する。どの媒体においても美容特集のクオリティーは高く、対象期間中に発売されたコスメを審査して表彰する各媒体のベスコスは、実に多種多彩だ。
ベスコスの特徴と楽しみ方
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