近鉄百貨店は24日、桃山店(京都市)を9月末で閉鎖すると発表した。同店は1996年11月に開業。「ショッピング&遊ingモモ」の愛称で地元密着型の店舗として営業してきたが、周辺の商業環境が変化する中、百貨店業態を中心とした営業の継続は困難と判断した。同店は営業面積約3万�u。2012年度の売上高は約84億円だった。
同社は桃山店の営業終了に伴う特別損失計上と旗艦店のあべのハルカス近鉄本店の販売計画未達成を受けて、14年2月期の連結業績予想を下方修正した。修正後の予想は売上高2770億円(前回予想2830億円)、営業利益31億円(同40億円)、経常利益25億円(同30億円)、純利益10億円(同19億円)。