エービーシー・マートの2013年3〜11月期連結決算は、積極的な新規出店と既存店の好調によって売上高が対前年同期比118.7%の1379億円になった。当期は国内外合わせて96店の新規出店を実施し、店舗数を921店に増やした。クラシックランニング、インヒールスニーカー、トーニングシューズなどの拡販が奏功し、国内の既存店の売上高は同105.8%、国内売上高は同110.2%の1080億円。海外売上高は韓国を中心にした積極出店によって、同165.6%の303億円になった。円安によるコスト増によって粗利益率は低下したが、増収でそれを吸収したため、営業利益は同114.4%の260億円、純利益が同109.1%の150億円になった。通期の純利益は対前期比113.0%の195億円と最高益を更新する見通し。
【関連記事】
■ABCマート、営業利益が過去最高の303億円