ナプラから3月に登場した質感コントロールブランド「ウトエト(ut-et)」。第1弾アイテムとして、仕上がりの質感にこだわった縮毛矯正剤を発売し、ヘアサロンにおけるストレートメニューの提案の幅を広げてきた。そして8月、第2弾アイテムとして、“コスメストレート&カール”を発売する。
ストレートに関しては、柔らかい質感で、まるで“生まれながらにしてまっすぐな髪”のように伸ばす特徴は継続。化粧品分類になったことで、ハイダメージ毛への施術もアプローチしやすくなった。カールに関しても同様に優しい処方で、しっかりカールからニュアンスカールまで対応可能。しっとり潤い感があり、柔らかな質感に仕上がる。
「ハイトーンカラーブームを経て、“自由にヘアスタイルを楽しむ”ことへのニーズが高まり、髪色や顔周りのデザインを楽しむサロンユーザーが増えてきた。それにともない、ストレートやカールのニーズの高まりを感じ、幅広いデザインやダメージレベルにアプローチできるコスメ分類のストレート&カールで対応するに至った」と、ナプラの後藤直樹・企画開発部 部長は話す。「L-システインを配合することで、柔らかな質感を実現。施術時に気になる臭いや、戻り臭の原因となるチアゾリジンを独自の技術で抑え、『コスメストレート&パーマは臭いが強い』というイメージを払拭したい」。最新の技術を投入し、従来のストレートやパーマなどに抵抗のあった人にも提案しやすい処方になっている。
“ウトエト コスメストレート”と
“ウトエト カール”が新たに登場
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“ウトエト コスメストレート”は、ダメージ毛やエイジング毛など、あらゆるニーズに寄り添ったスペック設計が特徴。還元剤はシステアミンベースに、L-システインとチオグリコール酸をバランスよく配合し、柔らかく自然な仕上がりに。1剤はハードタイプの“C/H”、ノーマルタイプの“C/N”、ローアルカリタイプの“C/LA”という3種類があり、使い分けが可能。
“ウトエト カール”は、ハードタイプの“C/H”と、ノーマルタイプの“C/N”の2タイプをラインアップ。パサついた質感にならず、みずみずしさや指通りの良さを感じさせるぷるんとした仕上がりが特徴。施術時に気になるシステアミンとアルカリの臭い、そして戻り臭も抑えるトリプルデオドラント技術を搭載(コスメストレートも同様)。
さらに、ストレート1剤のpHを下げ、アルカリ剤や還元剤の濃度や、反応を調整するpH5.0の毛髪保護クリーム“ネント チューニングクリーム”も用意。ファイバーハンス※1、エラプレックス®※2、レブリン酸、ナノCMC配合で毛髪の強度を高め、ハリ・コシや艶感を付与する。単品使用では、ダメージ部分や顔周りのうぶ毛・細毛に塗布して髪を保護する。“ウトエト コスメストレート&カール”は、1剤の使い分けによって強さを調整できるが、この“ネント チューニングクリーム”によってもコントロールすることができる。
柔らかさ、扱いやすい髪を求める人に
特におすすめ
「ウトエト」は、従来のストレートパーマの仕上がりの“硬さ”を改善できるブランドだと思う。今回のスタイルも“ストレートパーマと軽さの共存”を目指して作ったが、クセはちゃんと伸びるし、仕上がりの質感も良く、柔らかい状態を表現することができた。サロンワークにおいては、お客さまの大半がダメージ毛なので、“コスメストレート”は相性がいい。「クセは伸ばしたいけれど、髪が硬くなったりダメージしたりするならやりたくない」という人も多く、柔らかく扱いやすい仕上がりは必須といえる。また、トリートメント後のような質感を求めるお客さまにも、「ウトエト」のストレートを提案したい。しっとり艶やかに仕上がるし、トリートメントよりも持ちがいいので、コストパフォーマンスが良いと感じてもらえる。(小西涼「ウェイズ トウキョウ 新宿店」統括店長兼スタイリスト)
デジタルパーマで
毎日のスタイリングをもっと楽に
“ウトエト コスメストレート”にはハード、ノーマル、ローアルカリタイプがあり、バージン毛からダメージ毛までアプローチすることができる。柔らかいのに弾力もあるという、仕上がりの絶妙な質感が使いやすい。最近はヘアアイロンで巻いている人も多いけれど、すぐにとれてしまったり、左右均等に巻けなかったりと悩みも多い。その煩わしさから解放され、毎朝のスタイリングを楽にするためにデジタルパーマをかける需要も増えている。そうした人が求めているのは、ナチュラルで、指を通しても引っ掛からない仕上がりで、「ウトエト」ならば実現しやすい。髪の細い人やカラー履歴のある人にも提案しやすいし、根元~中間にストレートパーマをかけて毛先だけカールをつける、といったデジタルパーマとストレートパーマの組み合わせ施術もやりやすい。(藤原駿「アミー」CEO)
細い髪にもアプローチでき
顔周りのデザインに便利
L-システインの配合によって可能になった、ふっくらとした仕上がりが特徴。髪本来が持つハリ感を生かしながら、カールを作っていくようなカール料だと思う。カールデザインを好むお客さまには、「自分が持っている素材に何かを足したい」と考えている人が多いため、顔周りのデザインを提案することが多い。今回のモデルのように、顔周りに強めにカールを入れてアウトラインを作り、うぶ毛で顔をメイクするようにインラインを作るデザインが人気だ。“ウトエト カール”は、安心して柔らかい毛やカラー履歴がある毛にアプローチできるので使いやすい。仕上がりのフォルムだけでなく質感も、自宅での再現性が高いので、デザインを“お持ち帰り”してもらえる。(kazu「シュク 高円寺」代表)
※2 : SAMIN CHEMICAL CO.,LTDの登録商標
STYLING : MASUMI YAKUZAWA(TRON)
ナプラ
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