企業のコンサルティングを手掛けるリヴァンプは1月8日、シーユー・チェンCEOが率いるCIAの株式の過半数を取得し、資本提携を行った。CIAは、建築家やデザイナー、マーケティングの専門家などが所属するクリエイター集団。ファッションやフード業界を中心に企業ブランディングや戦略立案などを行っており、ユニクロを全国区のブランドにしたことでも知られている。提携を行うことにより、リヴァンプは顧客に対してCIAのクリエイティビティを活用した提案をすることができる。
チェンCEOは1979年にマガジンハウスの米国リサーチャーとして「ブルータス(BRUTUS)」の創刊に携わったほか、83年にはワールドのクリエイティブ・ディレクターとして「タケオ キクチ(TAKEO KIKUCHI)」のブランド開発を手掛けた。翌年CIA代表取締役に就任し、クロスカンパニーのブランド「アース ミュージック アンド エコロジー(EARTH MUSIC & ECOLOGY)」の戦略立案や、「青山フラワーマーケット」「アフタヌーンティー・ティールーム」の総合プロデュースなどを行った。
なお今回の提携に伴ない、チェンCEOがリヴァンプのチーフ・ブランディング・オフィサーに、斎藤武一郎アクトタンク代表取締役がCIAの最高執行責任者(COO)に就任する。