ファッション

高島屋、大阪店のヤングゾーン「gokai」廃止

 高島屋は、大阪店の売り場面積を7万8000�uから、7万3700�uに縮小する。隣接する南海会館ビルの建て替え計画に伴うもので、西ゾーンの一部貸借エリアを南海電鉄に返却する。同社広報によると「建て替え計画は以前からあったもの。事務所や倉庫を減少させ、売り場への影響は最小限に抑えるが、返却を好機ととらえ、売り場のリニューアルも実施する」という。新しい売場は3月1日にオープンする。


 ただ、2010年3月に5万6000�uから現在の7万8000�uに増床する際、ヤング強化を打ち出し、5階に29ブランドを集積し「gokai」と銘打ったヤングゾーン売り場は今回のリニューアルで、大幅に縮小。今回新たに30〜40代の女性をターゲットにした「エフズクローゼット」を新設する。婦人服売り場はリニューアル前に比べ11%縮小させる。


 ヤングゾーンの売り場は5階から3階に移し、名称も「カワイイステージ」に改称する。「アーバンリサーチ ロッソ」「クーシオ」など12ブランドを導入する。


 5階の売り場に新設する「エフズクローゼット」は、ハウスウェアショップマドゥが運営するファブリック専門店「マディファブリック」、自然素材や着心地にこだわった「ネストローブ」など12ブランドを導入する。


 大阪店は高島屋の中でも横浜店、日本橋店に次ぐ売り上げ規模を持ち、2012年2〜11月の売上高は対前年同期比102.9%の877億3700万円だった。

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