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サンリオとホラー漫画の鬼才・伊藤潤二とのコラボが実現 パルコで“ギャル富江×ハローキティ”などのグッズを販売

YTEはサンリオと共同で企画を行い、ホラー漫画の鬼才・伊藤潤二の世界とサンリオキャラクターズの異色のコラボレーションが実現した。伊藤先生の作品キャラクターとサンリオのキャラクターがタッグを組み、これまでにない新たな世界観を生み出す。

具体的には、伊藤先生が描き起こした「富江」「黒服の美少年」「白服の美少年」と、サンリオのキャラクターたちとのコラボグッズが登場。販売する期間限定ショップ“伊藤潤二×サンリオキャラクターズ ポップアップストア”が8月23日~9月9日まで渋谷パルコに、9月27日~10月14日まで心斎橋パルコにオープンする。

同コラボについて、伊藤先生は「サンリオさんのキャラクターたちとのコラボのお話をいただいた時、『なぜこのホラーな私に⁉』と思いつつも、サンリオの商品は妻と娘が大好き。父親の株を上げたいばかりに飛びついた。実際描いてみると、キティちゃんをはじめとするキャラクターたちのあのかわいさが、絶妙なデザインで成り立っていることに改めて気付かされた。そのセンスに脱帽するとともに、とても勉強になった」とコメントしている。

伊藤先生は、1963年7月31日、岐阜県中津川市生まれ。高校卒業後、歯科技工士の学校へ入学し職を得るも、「月刊ハロウィン」(朝日ソノラマ)新人漫画賞「楳図賞」の創設をきっかけに、楳図氏に読んでもらいたい一念で投稿。86年、投稿作「富江」で佳作受賞。本作がデビュー作となり、代表作になる。3年後、歯科技工士を辞め、漫画家業に専念。「道のない街」「首吊り気球」「双一」シリーズ、「死びとの恋わずらい」などの名作を生み出していく。98年から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で「うずまき」の連載を開始。その後も「ギョ」や「潰談」など唯一無二の作品を発表し続ける。世界的に権威のある漫画賞のひとつである米国アイズナー賞で、2019年から通算4度受賞するという快挙を遂げる。

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