LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンの化粧品ブランド「ゲラン」で7年間営業とマーケティングを行っていた音喜多駿が、地元の北区から、みんなの党の公認で都議会選に挑戦予定であることがわかった。「ゲラン」時代には、100人を超える美容部員たちをサポートしてきた経験を生かし、ベビーシッター制度などフランス流の新しい子育て支援政策や民間の力を生かした行政のスリム化などを政策に掲げている。「学生時代から女性をサポートする仕事に就きたかった。『ゲラン』で多くの美容部員たちと仕事をする中で、あまりに貧弱な女性への公的サポートを、政治の力で変えたいと思った」と出馬の理由を語った。
音喜多駿は1983年生まれ、東京都北区出身。早稲田大学政治経済学部政治学科を経て、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンに入社。「ゲラン」で営業・マーケティングに携わり、伊勢丹新宿店などを担当していた。
都議会議員選挙は、告示日が6月14日、投票日は6月23日。北区は音喜多のほか、現職5人と元議員の合計7人が定数4人を争う激戦区になっている。