総合的な菌ケアを提唱する「キンズ(KINS)」は8月19日、ヒーロー商品である導入化粧水“ブースター”(2種、30〜50mL、5346〜8910円)をリニューアルする。同日、顧客のニーズに応えてブランド初の化粧水“ローション”(120mL、6930円)を発売する。
初代“ブースター”は、2020年10月に誕生。今回は、収集・蓄積した常在菌のデータを基に独自のポストバイオティクス原料“ベルプ”を開発し、新たな菌と肌、エイジングとの関係性を見直し進化する。新“ブースター”は、ヒト由来菌を含む24種の菌の共棲発酵が生み出す代謝物で、ポリアミンや乳酸、アミノ酸、ビタミン、ポリフェノール、短鎖脂肪酸など468種の成分を含むベルプを10%配合する。1本でハリ・艶・潤いを実現。また、肌のターンオーバーを整え、エイジングを加速するマイナス要素をケアする。“ブースター II”(30mL、5346円/50mL、8910円)は、ハリと艶、潤いにアプローチする。“ブースターモイスト II”(50mL、8910円)は、それらに加えて、高保湿をかなえる。
新発売の“ローション”には独自開発のベルプのほか、ナイアシンアミドやビタミンC誘導体、極限環境で生き抜く微生物の培養エキスを配合。潤いと透明感に満ち、ハリ艶のあるふっくらとした肌に導く。
“ブースター”と“ローション”は、肌が本来持つ理想的な美肌菌のバランスに着目し、さまざまな角度からサポートする処方設計を採用。プロバイオティクス由来成分とプレバイオティクス成分、ポストバイオティクス成分をバランスよく配合した。肌本来の強さと美しさをサポートする。
今後ベルプはスキンケアの基幹商品に配合し、その後さまざまな商品に配合する予定だ。
「キンズ」は、元歯科医師の下川穣が2018年に設立。常在菌のバランスを整えることで症状改善に成功した原体験を基に、「菌ケアによる根本治療」の可能性を追求する。台湾と中国、シンガポールでも展開し、設立から5年間で累計90万個の商品を売り上げた。大学との共同研究にも精力的。