8月に東京地裁に民事再生法適用を申請し再建中のオルケスの主力ブランド「リップサービス」事業をOEMメーカーのカラフルワールドが11月21日付で、事業譲受した。さらに、ミセスブランド事業を帝人フロンティアが、20代向けSPAの「ノエラ」事業を総合アパレルメーカーのヒロタがそれぞれ事業譲受し、同月27日付で業務移管した。譲渡金額は旧シンガポールによるミセスブランドが1億5000万円で、旧クレッジの「ノエラ」が約2700万円。また、オルケスが手掛けていた「ジュリアーノジュリ」は同月末で事業廃止しており、MBO(経営陣による株式買収)による新会社を設立している。担当者も移行する。