アイ・アドバタイジングは22日、ファッションビジネスにおけるリテーラーへのコンサルティング業などを提供するワールド・モード・ホールディングス(以下WMH)への全株式の譲渡完了を発表した。雑誌広告を専門とするアイ・アドバタイジングは1975年の創業。以来、ファッション専門のクリエイティブエージェンシーとして営業してきた。WMHは99年にファッションビジネスのコンサルタント業として創業。ファッション業界での人材派遣を主業務とするアイ・ディ・アクセス(IDA)や、同業界の人材教育業務に強みを持つモードコンシェルジェがグループ企業にある。
なお、アイ・アドバタイジングの経営体制や役員の変更はなく、前野正・現社長が引き続き経営に携わっていく予定。「弊社がWMHグループの一員となる事で、宣伝・広告から販促・店頭コミュニケーションまで、ワンストップのソリューションが可能になる」と同社長。