ファッション

三越銀座店、免税フロアに高級時計売り場をオープン リシュモンの新小売り業態を導入

 三越銀座店は9日、8階の空港型市中免税店「ジャパン デューティーフリー ギンザ」内にスイス高級時計の売り場「タイムヴァレー」を開いた。売り場面積は330平方メートル。「タイムヴァレー」はリシュモングループが中国向けに開発した新業態で、昨年、南京に1号店を出店しており、銀座は2号店になる。商品はリシュモンの「IWC」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」「カルティエ(CARTIER)」「ピアジェ(PIAGET)」「ロジェ・デュブイ(ROGER DEBUIS)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」およびLVMHの「ゼニス(ZENITH)」の7ブランドで構成する。

 ゴールドを基調としたラグジュアリーな雰囲気の売り場内は、高級時計を豊富にそろえるだけでなく、デジタルツールを使ってブランドの世界観を伝える設備を充実させた。柱やテーブルに配置された画面に触れると、多言語でそれぞれのブランドの歴史や工房が紹介される仕掛けだ。販売員はスイスのFHH(高級時計財団)で研修を受け、高度な専門知識に基づいた接客を行う。客単価は200万円を見込む。

 「ジャパン デューティーフリー ギンザ」は日本空港ビルデング、三越伊勢丹ホールディングス、NAAリテイリングによる合弁企業Japan Duty Free Fa-So-La三越伊勢丹が運営。1月27日に時計売り場を除いて開店していた。

【関連記事】
三越銀座に市中免税店オープン 「サンローラン」「ヴァレンティノ」のバッグ&シューズや「ティファニー」「ブシュロン」も登場

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。