ビューティ
連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望

使い方もカテゴリーも多様化するフレグランス

有料会員限定記事

【連載】ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望

ビューティ賢者が
最新の業界ニュースを斬る

ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、ますます加熱するフレグランス市場の話。

矢野貴久子「BeautyTech.jp」編集長 プロフィール

雑誌編集者を経て1999年からデジタルメディアに関わり2017年、アイスタイルで媒体開発に着手。18年2月に美容業界のイノベーションを扱うメディア「BeautyTech.jp」の編集長に就任

【賢者が選んだ注目ニュース】

パンデミックを経てフレグランスは自分自身を癒やし在宅空間を心地よくするものとして注目を集めたが、人との交流が復活し、自己表現としてのフレグランスがまた勢いづいている。プレステージフレグランスが改めて注目を集めるほか、スイーツを思わせるおいしそうな香りのグルマン香水、乳幼児やペット向けなどニッチな分野に広がりを見せている。ファッションやメイクに加え、フレグランスが新たな自己表現の手段として若い世代にも根づき始めている。サステナビリティの観点で、希少原料の保護、トレーサブルな原料、石油由来成分から植物性成分への置き換えなど技術進化も加速している。フレグランスはこれまで以上に多種多様に進化していくのだろう。今回は欧米を中心にそのトレンドをいくつか紹介したい。

香りを毎日着替えるZ世代

この続きを読むには…
残り1324⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。