「セリーヌ(CELINE)」は9月24日まで、英国の老舗百貨店ハロッズ(HARRODS)でコスメライン“セリーヌ ボーテ”のポップアップを開催し、第1弾サテンリップスティック“ル・ルージュ・トリオンフ”(9020円)を先行販売している。
“セリーヌ ボーテ”は、エディ・スリマン(Hedi Slimane)=クリエイティブ・ディレクターが手掛ける「セリーヌ」初のコスメライン。19年に発表した香水、オート パフューマリー コレクションから発展した。第1弾として10月16日に1色の赤リップでスタートし、来年1月には14色を追加した全15色のコレクション“ル・ルージュ・セリーヌ”を発売する。日本では公式ECで販売開始し、順次「セリーヌ」の表参道店と銀座店でも取り扱う。
「セリーヌ」は今年初め、24-25年秋冬コレクションのフィルム内で同コスメラインを初めて披露した。ブールデル美術館や、コンサートホールのサル・プレイエルなど、パリの瀟洒なロケーションを闊歩するモデルたちは、“ル・ルージュ・セリーヌ”コレクションに含まれるヌードカラー“ラ・ポ・ヌ”を塗っており、たびたびリップスティックが映り込む。“セリーヌ ボーテ”の最新キャンペーンフィルムには、米国の俳優・モデルのエヴァー・アンダーソン(Ever Anderson)が登場する。
メゾンは、「“セリーヌ ボーテ”のクリエイションは、エディ・スリマン=クリエイティブ・ディレクターが5年にわたり確立してきた『セリーヌ』の新しいコードの中で、フランス的な女性らしさと魅力についての考え方を促進し、文化としてのルーツをより豊かにすることを目的としている」と述べる。リップバームやマスカラ、アイライナー、アイペンシル、ルースパウダー、ブラッシュケース、ネイルポリッシュなど、シーズンごとにカテゴリーを拡充予定だ。