プランタンは1月13日、パリ・ルーブル美術館内にあるショッピングモールに出店した。同百貨店の出店は32年ぶり。ルーブル美術館の入り口に隣接する2層約2500�uの店舗ではレザーグッズ、アクセサリー、コスメのほかウォッチやジュエリーなどを販売する。
プランタンのパオロ・デ・チェザーレ最高経営責任者は「新しいストアコンセプトの店舗を、多くの旅行客が訪れるアイコニックな場所に出店できてうれしい。オペラ座近くのオスマン大通りのプランタンへ旅行者すべてが行くとは限らないが、皆ルーブル美術館には行くはずだ」とコメント。同美術館は2012年、970万人が訪れた。プランタンはオスマン大通りの旗艦店を訪れる買い物客の4割が国外からなのに対し、ルーブル店は6割が国外からと見ており、初年度の売上高は2000〜3000ユーロ(約28億〜42億円)を見込んでいる。