三陽商会の「マッキントッシュ フィロソフィー」では、関東地方を襲った2度の大雪(2月8日、14日)を受けてレインブーツの販売が急伸した。メンズでは2011年から定番品として出しているサイドゴアレインブーツ(1万500円)が10日から16日にかけて前年の同じ週に比べて約9倍の430点を販売した。ウィメンズではロングタイプのレインブーツ(1万4700円、1万7850円)が3.5倍以上売れた。「1度目(8日)の記録的な大雪を受けて、2度目の予報が出た際、しっかり備えようとされたお客さまが多かったようだ。特にメンズは飛ぶように売れたが、サイドゴアは年間を通じての定番品なので在庫を切らすことなく対応できた」(同社広報)という。ウィメンズは、ショートタイプのブーツでは今年の積雪に対応できないと判断した女性が、より安心感のあるロングタイプを求めた結果のようだ。