ビューティ
特集 販売員特集2024 第9回

8店舗で店長を経験し、メイクアップマスターに着任 「マリークヮント」の中田純子さん

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PROFILE: 中田純子/「マリークヮント」メイクアップマスター

中田純子/「マリークヮント」メイクアップマスター
PROFILE: (なかだ・じゅんこ)1982年生まれ、神奈川県出身。東京医薬専門学校薬業科メイクアップコースを卒業後、2002年にマリークヮント コスメチックス ジャパン(現マリークヮント コスメチックス)に入社。05年、丸井大井町店で店長に昇格。その後8店舗の店長を経て、22年にブランド初のメイクアップマスターに着任。24年からメイクアップマスターの運営にも携わる PHOTO : HIRONORI SAKUNAGA

デイジーマークが特徴の「マリークヮント(MARY QUANT)」は、1955年にイギリスで誕生したブランドだ。ミニスカートや、カルチャームーブメント“スウィンギング・ロンドン”など、常に前衛的なアイデアを打ち出してきた。店舗では、ファッションとビューティを合わせたトータルビューティの提案を行う。同ブランドに22年間勤め、メイクアップマスター(以下、マスター)として活動する中田純子さんは、「ファッションを目当てに訪れたお客さまに、メイクも合わせて提案できるのが強みです」と話す。長く通い続けている顧客も多いといい、「卒業式からデート、結婚式まで、人生の節目でメイクを選んでほしいと来店してくださるお客さまもいます。技術を信頼して、提案を求めてもらえるのはとてもうれしいです」と続ける。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)

学生時代は専門学校でメイクアップを学び、美容部員を目指していたという。「モデルにメイクをするアーティストではなく、メイクの悩みがある人たちにメイクをしてキレイになって喜んでもらい、新たな発見の手伝いをしたかったんです」と振り返る。入社後3年で店長に抜てきされ、その後8店舗の店長を経験した。「お客さまに合わせた提案ができるように、当時は雑誌、今はSNSなどを使って美容知識や技術、カラーの勉強などに努めてきました。興味があるからこそ苦ではなく、海外のトレンドや悩みの解決方法なども楽しみながら学び、実践してきました」と話す。

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