1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は日本と韓国ブランドの推しの日焼けケアアイテムについて
実はこの夏からシンガポールに移住した名越です(唐突!)。ご存知の通り、シンガポールは赤道に近く、一年を通して高温多湿の常夏の国。紫外線量も日本より強力、かつそれが一年中降り注ぐというのだから美容マニアとしては戦々恐々の日々である。これまで海でもどこでも「じゃなんで来たん?」という総ツッコミが入るレベルの完全防備で紫外線対策をしてきたが(それでも海は見たいの)、さらに日頃のケアと気合いが必要となりそうだ。そして娘は遊び盛り。そんな母の心配は知る由もなく、灼熱の公園遊びとプール遊びの誘いが待っている(爆)。
こうした毎日をどう乗り切り、常夏の国で肌を守っていくのか。今回は“攻め”の鎮静と保湿アイテムをセレクトした。残暑厳しい日本でもぜひ試してほしい。
今年の激推し化粧水!
控えめに言って至上最高な化粧水に出合えた。天然アナツバメの巣エキスのサプリメントなどをそろえる「ビース(BI-SU)」から、今年夏から期間限定で発売されている化粧水。(ビースについては先日のコラムでもご紹介!)ツバメの巣から得られるシアル酸を高濃度で凝縮した、ビース独自の成分「ラシアル」がたっぷりと配合されているぜいたくな1本。母乳にも含まれるシアル酸は美肌の司令塔ともよばれ、肌の保水機能や免疫機能を高める働きが期待される。また体内の酸化を防ぐため、シミやシワ、たるみなどにもアプローチしてくれるのだ。そうしたうれしい成分はもちろんなのだが、名越が惚れ込んだのはその使用感。シュッと一吹き、粒子の細かいミストとともに広がるバラの深く甘い香り。肌が“ごくごく”と音を立てて水分を吸収しているかのように満たされていくのが分かる。なんだろう、この丁寧な暮らし感。たかが化粧水、されど化粧水。毎日使うものだからこそ、肌も心も潤うものをチョイスしたい。
水分爆弾キター!
韓国最大手のドラッグストア「オリーブヤング」のアワードで5年連続受賞し、2023年では1位を獲得した「ドークタージー(DR.G)」の“レッドブレミッシュクリアスージングクリーム”。ツボクサエキスなど、肌荒れや炎症を鎮める10のシカ成分が配合されていて、日焼けした肌を優しく整えてくれる。韓国では“水分クリーム”“水分爆弾”として大ヒットしたのだが、驚くのはその保湿力。毛穴より超微細な水分の粒子が長時間肌の潤いを保ってくれるというのだが、それがなんと100時間!(「ドクタージー」のHPより)いや、100時間て凄すぎでしょ。それは確かに水分爆弾。ぷるんぷるんのジェル状クリームで、べたつかずスッとなじむのも使いやすい。元々「ドクタージー」は美容皮膚科からスタートしたコスメブランド。たくさんの研究や臨床から開発されているので、これは安心。
進化した日焼け止め
さて、忘れてはいけないのが日々の紫外線対策。ここ数年の日焼け止めの進化は目覚ましく、日焼けを防ぎながら肌のケアまでできるものが続々と登場している。そこでもうひとつ、「ドクタージー」から推したいのが“グリーンマイルドアップサンプラス”。紫外線やブルーライト、赤外線、大気汚染物質などからしっかりと肌を守りつつ、鎮静に効果的なツボクサエキスと抗酸化力に優れるピクノジェノールで素肌のケア。あれもこれもが1つに詰め込まれた、「そうそうそれよ!」がかなう日焼け止めだ。
さらに念押しでこちら。ビタミンCが手軽に摂取できるサントリーのミストタイプのサプリメント「インミスト(IN MIST)」“クリアレモンホワイト”。水無しでいつでもどこでも栄養補給できる、これまたありそうでなかったサプリメント。シュッとすれば、口内からダイレクトに栄養補給。これならサプリメントが続かない人でも無理なく習慣化できそうだ(しかも激烈におしゃれでしょ)。
さて、いかがだっただろうか。ダメージ後の肌を優しくケアするだけでなく、ワンランクアップを目指す“攻め”の守りアイテムたち。素肌力UPを加速させて、日差しも味方にしてしまおう。