ファッション

「ティンバックツー」が総合バッグブランド化を推進 日本でインショップとコーナー展開を強化

 伊藤忠ファッションシステムは、同社が日本で取り扱うアメリカのバッグブランド「ティンバックツー(TIMBUK2)」の総合バッグブランド化を推進する。現在はメッセンジャーバッグが売り上げの約7割を占めるが、2015年春夏からはバックパック、ラゲージ、ビジネスバッグ、ウィメンズ向けのアイテムを拡充していく。また、インショップやコーナー展開を強化。今年中に10ヵ所、15年に30ヵ所、16年に50ヵ所規模に増やし、17年には売上高10億円(小売りベース)を目指す。将来的には直営店の出店も検討しているほか、企業向け別注や個人向けカスタムオーダーの受け付けを開始する予定だ。

 
 「ティンバックツー」は1989年、アメリカ・サンフランシスコでバイクのメッセンジャーだったロブ・ハニーカットが立ち上げた。設立25周年を迎えた今年、北米では次々と直営店を出店し、直販の強化を図っている。年内に8店、3年以内に20店まで増やす予定だ。また、6月には、世界的にアップルのオンラインストアでのバッグの販売をスタートした。

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