「ファンケル(FANCL)」は10月16日、乳液発想の朝用ミルク状洗顔料“やわ肌ミルク洗顔”(120mL、1650円)を発売する。水分と油分のバランスを整え、泡立て不要。メイク崩れの原因となる“悪玉皮脂”を落とす成分を配合する。直営店舗で取り扱うほか、10月12日にマツモトキヨシとココカラファイン、ECで先行販売を行う。今後、SNSを活用しながら知名度を広げる計画だ。
ファンケルの調査によると、コロナ禍以降に朝洗顔の注目度が高まり、時短で使える泡洗顔料の使用率が高いという。朝の洗顔に関して「あまり洗顔に時間をかけられない」「その後気持ちよく出かけるためのメイクの準備としてやっている」といった実態を受け、「すでに市場にある朝によく使われがちな泡タイプでは満たせていないことが判明した」(幕田美布バイスプレジデント)。そこで、朝の洗顔ニーズに応えるべく、時短ケアや柔軟ケア、メイクのりまで良くなる「理想的な朝洗顔」を開発した。洗顔料の新商品としては3年ぶりの誕生となる。
同商品は、乳液に洗浄成分を入れたような処方設計を採用。「グリセリン」「発酵ヨーグルトエキス」と柔軟オイル成分「バオバブオイル」を配合した角層柔軟処方で、水分と油分のバランスを整え、しっとりとした柔らかい肌に導く。また、朝のテカリ・ベタつきやメイク崩れの原因となる悪玉皮脂(遊離脂肪酸)を選択的に落とす“ベタつきオフ成分”を配合する。泡立てる必要がなく、肌にじか塗りしてすぐに洗い流せる。