ビジネス
連載 エディターズレター:MARKET VIEW 第39回

特選、化粧品、食品の「三十貨店」

有料会員限定記事

特選、化粧品、食品の「三十貨店」

百貨店は「五十貨店」「三十貨店」に移行するのでしょうか。

昨年9月に米ファンドに売却されたそごう・西武は、旗艦店である西武池袋本店の百貨店区画を半分に縮小すると発表しました。新たに池袋本店の土地・建物のオーナーになったヨドバシカメラ(ヨドバシホールディングス)が大型店を出店するからです。集約した百貨店区画は、主に特選(ラグジュアリーブランド、時計・宝飾)、化粧品、食品の3領域を中心とした売り場に変わります。最大の面積を誇っていたアパレル(婦人服、紳士服、子供服など)は、長年の主役の座を明け渡すことになります。

9月12日の記者会見に登壇したそごう・西武の代表取締役、劉勁氏のコメントが印象に残りました。「全てのお客さまをハッピーにしようと全領域の売り場を構えて、膨大なコストをかけて百貨店を維持してきた」「今後はデータドリブンで営業投資を決める」――。

この続きを読むには…
残り967⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

UNIQLO x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。