PROFILE: 高橋茉夕さん/「ルルレモン六本木」ストアマネージャー
イベントでもらったフリーチケットで参加したヨガ教室の講師が、「ルルレモン(LULULEMON)」のアンバサダーも務めていた剛壽里(こうじゅり)だった。彼女が教えるヨガの自由さに共感し、話しかけ、彼女が主宰するイベントなどに参加するように。そこには「ルルレモン」のスタッフも多数おり、「新しいお店がオープンするから働かない?」と、新宿店オープンの際にスカウトされ、迷うことなくメンバーに加わった。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号からの抜粋です)
「毎日気の合う仲間たちと楽しく働けて、『これでお金をもらっていいのだろうか』という感じでした」と高橋さん。“ビッグスマイル”という言葉がピッタリな笑顔が印象的だ。販売は未経験だった。準備期間のトレーニングでは、スタイリングなども教わったが、「ゲストとどうつながるか」を深掘るところに重点が置かれていたという。「このお店に来てもらって、私たちができることは何か?商品以外にも探そう。店は情報などいろいろ持っている地域の“ハブ”でありたいという考え方が、すんなり自分に腹落ちしました」。
接客で心掛けているのは、店の人と話していると感じさせないような会話から始めること。「『暑い』と言って入ってきたお客さまには、『奥へ行ってどうぞ涼しんでください』と声をかけたり、(店の裏にある)『シナボン』の袋を持っているお客さまには、私も『シナボン』大好きですと声をかけたり。ガードをすり抜けるような声かけや挨拶をします」。そして「友人を家に招いた」かのようなホスピタリティーを発揮する。「失礼にはなりたくないですが、フランクでありたいと思っています」。
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