シチズン時計は、公益財団法人日本環境協会主催の「エコマークアワード2014」で時計業界初となる最高賞の金賞を受賞した。この賞はエコマーク商品をはじめとする環境に配慮した商品の製造、販売など、「消費者の環境を意識した、企業の環境改善努力による持続可能な社会の形成」に大きく貢献した企業や団体の優れた取り組みを表彰するもの。
シチズンは1996年に光発電技術を搭載した「エコ・ドライブ」で、業界で初めてのエコマーク認定を取得した。その後も「シチズン」の販売商品の99%までエコ化を進めるなど、環境面で時計業界を牽引してきたことが今回の金賞受賞につながった。
この受賞を受けて「クオーツ式腕時計が普及し始めた70年代から、シチズンはすでに使用済み電池の課題を認識して、76年に世界初の太陽電池を備えた腕時計を発売した。エコマークの取得は、その後の技術開発や商品展開の励みになった。金賞の名に恥じぬよう、一層エコマークの普及につとめ、持続可能な社会の実現に向け貢献していく」とコメントした。