ファッション

レイ・カズンの「ミューカ」が今秋からリブランディング 出店も拡大

 レイ・カズンが手掛ける「ミューカ(MJUKA)」は、今秋からリブランディングする。ターゲット層の30代女性やコンセプトの「肩の力を抜いて自由に着てほしい」は変わらないが、ロゴや企画、生産面を刷新した。ロゴは柔らかい印象のハンドライティングのような筆記体にし、ウエアも着心地やシルエットによりこだわったリラックス感を意識した。また日本生産商品を全体の8割に増やし、モノ作りの背景も見直した。今シーズンの商品の中心価格は、アウターが3万円、シャツが1万3000円、ブラウスが5000円、ニットが1万5000円。

 「ミューカ」は現在、ルミネ横浜とルミネ大宮、グランフロント大阪、岡山一番街、アミュプラザ小倉に出店し、愛媛県松山市には路面店を設けている。9月18日には、東海初となる愛知県名古屋市のモゾ ワンダーシティ1階に出店する予定だ。来春以降、出店を拡大する。大串真太郎チーフは、「ブランドスタートから10年が経ち、幅広い層のお客さまに支持されるようになった。しかし、改めてリサーチするとターゲットである30代が多いと再認識した。改めてより時代に合った、『今着たい』と思ってもらえるラインアップに見直した。直営店は3〜4年で10店舖を計画する。卸販売も拡大していく方針だ」と話す。

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