ビジネス

業界全体で考えるべき、止まらない「模倣品」の対応【経営層に読んでほしい記事3選】

無料で読める

この連載は週に一度「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者がテーマに合わせて記事をピックアップし、コメント付きで紹介するもの。今週のテーマは「経営層に読んでほしい記事3選」だ。当事者はもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する多くの人に読んでもらいたい。

(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

選者:横山泰明記者

1978年生まれ。東京外国語大学ヒンディー語専攻。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。担当は合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンター。

【記事1】
中国政府、「カルバン・クライン」親会社PVHを調査 “新疆綿を不当にボイコット”の疑いで

中国政府は9月24日、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」と「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」を擁するPVHコープ(PVH CORP以下、PVH)が新疆ウイグル自治区で生産されたコットンを“不当にボイコット”している疑いがあるとして、調査を開始すると発表した。(全文はこちら

【記者のコメント】
綿埃の舞う紡績工場で火気は厳禁だが、2020年8月に突如勃発した「新疆綿」問題は、世界のアパレル産業にとって、綿埃の中でくすぶり続ける火種のようなものだ。当初市民運動に端を発した大手アパレルのボイコットは、すぐに政治問題化し、21年には「ユニクロ」の一部のアイテムが米国輸入の差し止め措置を受けた。今回の中国政府によるPVHへの調査は、さらに一歩進んだ「政治的介入」になる。大火災にならないことを祈るばかりだ。

【記事2】
千葉のイオンモールから26万人に放つ「スリコ愛」、 販売員目線で磨く「動画技術」でファン魅了 スリーコインズjunko

この続きを読むには…
残り891⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。