企業再生企業のBrighten Japan(以下、BRTNJ)は8月、アッシュ・ペー・フランス(以下、HPF)の全株式を取得し、完全子会社化した。HPFは1985年に村松考尚氏が創業。フランスを中心に、ファッションやジュエリー、小物類などを販売するセレクトショップの運営をはじめ、合同展示会「rooms」の主催などを通して多岐にわたりライフスタイルやカルチャーを発信する事業を展開してきた。しかし経営が悪化し、2023年2月に東京地裁へ会社更生法の適用を申請。業績回復と財務改善が進行中で、BRTNJが支援サポーターとして選出された。
BRTNJは2023年に三井住友銀行の元専務執行役員の澤田渉氏が設立。国内の中小企業を対象に事業改善の支援を行っており、HPFはその第一号案件として選ばれた。