アッシュ・ペー・フランスのピーアールワン事業部は12月23日、タイのバンコク市内(42 Soi Aree 5, Paholyothin Rd,Payathai)にアタッシェ・ド・プレスやイベント企画運営などのプロモーションを行う「ピーアール ファクトリー」をオープンする。タイのファッション誌「チーズ マガジン」や「ルッカー マガジン」の発行を手掛け、TV番組のディレクターなどを務めるジラッド・ポーンパニットパン「ブック メーカー」編集長が率いるチームとタッグを組み、タイや日本のブランドだけでなく、岐阜県を始めとした地域産業品の発信の拠点にしていく。同事業部がASEANに進出するのは初だ。
ASEAN域内の総人口は2014年に6億2000万人を超え、約5億人のEUよりも巨大な経済圏になりつつある。中でも成長が著しいバンコクは、大型ショッピングモールだけでなく、路地裏には感度の高いセレクトショップやアトリエができ始め、新たなカルチャーを発信している。
同事業部は、12年からソウルや台北で合同展示会やイベントを開催し、アジアから世界にブランドを発信する土壌を作ってきた。また昨年12月には、アジア進出第1弾としてソウルのPRパートナー、モダンワークスとともに、韓国ソウル市内に「ピーアール プレスルーム ソウル」をオープン。今後、東京やソウル、台北、バンコクのショールームやパリとニューヨーク支局のネットワークを連動させ、アジア諸国を中心に各国パートナーとの連携でグローバルに事業を進めていく。