RVHは11月6日、美容脱毛専門サロン「ミュゼプラチナム」の運営会社であるジンコーポレーションとの間で、「ミュゼプラチナム」のブランド価値を維持・増大することを目的としたスポンサー支援に関する基本合意書を締結した。
「ミュゼプラチナム」は、低価格や圧倒的なブランド認知度で女性の支持を集め、美容脱毛サロン業界では第1位の規模を獲得した。しかし、一部のインターネット情報等により顧客信用不安が広がったため、事業再建、事業価値の維持・増大を図るため、スポンサーによる支援を含めた経営戦略の見直しを進めていた。
RVHは、ジンコーポレーションの有する顧客数や店舗ネットワーク、ブランド価値等の事業価値を高く評価。同社に対して業務面及び資金面の支援をすることで、事業価値を増大させることが可能であると判断した。ジンコーポレーションの債権債務を除いた美容脱毛事業の一切を同社から当該子会社へ譲渡することで、「ミュゼプラチナム」の既存顧客への役務提供を継続し、当該子会社をRVHグループに取り込むことを前提として、今回の基本合意書を締結した。
今後は、最終合意を経た上でスポンサー支援を実施するとともに、「ミュゼプラチナム」の運営主体を移管した別法人をRVHグループに取り込むことで、同グループの業務基盤の拡大による企業価値の向上を目指す。