住友商事は4日、近鉄百貨店が9月末に閉鎖を決めていた京都市伏見区の「ショッピング&遊ingモモ」を取得すると発表した。子会社の住商アーバン開発に運営を委託し、10月以降も営業を継続しながら15年夏のグランドオープンに向けて段階的に改装する。改装費用は約20億円の見通し。住友商事及び住商アーバン開発がテラスモール湘南(神奈川県)で培った広域型ショッピングセンターのノウハウを生かして再生する。15年夏以降は屋号を「モモテラス」に改称する。同施設は現在、店舗面積3万平方メートルに約140店が入居している。2012年度の売上高は84億円だった。