ファーストリテイリングと三菱商事は、インドネシアにおけるユニクロの店舗出店を通じた事業展開のため、合弁会社ファーストリテイリング インドネシアを設立する。資本金は10億円で、出資比率はファーストリテイリング75%、三菱商事25%。3月をめどに設立し、現地の最高経営責任者には、大苫直樹ファーストリテイリング グループ上席執行役員が就く。インドネシアの1号店は2013年夏の開業を予定している。ファーストリテイリングは02年から、アジアにおけるユニクロの出店を開始し、中国、香港、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンに店舗網を拡大し、13年1月末のアジアにおける店舗数は338店舗に達している。一方、三菱商事は54年からインドネシアでの事業を開始。現在はエネルギーや自動車、化学品関連など、43社の事業投資先を持ち、幅広く事業展開を行なっている。また、両社は11年にタイにおいても合弁会社を設立、タイにおけるユニクロ事業は13年1月末現在6店舗まで拡大している。