ディエチ コルソコモは、13年秋に、広東を拠点とするトレンディ・インターナショナル・グループとジョイントベンチャーで、世界で第2のラグジュアリー・マーケットである大中華圏で初となるショップをオープンする。ディエチ コルソコモ上海店のロケーションは、ラグジュアリー・ブティックが立ち並ぶナンジン・ウエスト・ロード。約230�uの店舗は、世界的に有名なアメリカのアーティストであるクリス・ルースがデザインを手掛ける。上海店では、現地の消費者の関心をそそるような商品を揃え、常にデザイナーやアーティストなどの紹介を通して洗練されたライフスタイルの提案をしていく。
ディエチ コルソコモは、1990年に元ファッション・エディターのカーラ・ソッツァーニがミラノで創業。アートや音楽、ファッション、デザイン、カルチャーなどをミックスしたライフスタイル提案型コンセプトストアだ。ディエチコルソコモは「スロー・ショッピング」をテーマに、カルチャーを始めイメージやアイデアを発信するコミュニティを世界中に広げつつある。
ディエチ コルソコモは、2002年にコムデ ギャルソンとのコラボレーションで東京店をオープン。08年には、韓国のサムスン・グループとパートナーシップを組みソウル第1号店、12年には第2号店をオープンした。
トレンディ・インターナショナル・グループは、中国のウィメンズブランドである「オッチリ」「ファイブ・プラス」、メンズブランドの「トレンディアーノ」、子供服ブランドの「ラヴ・イザベル」のデザイン、ディストリビューション及び販売を手掛ける。トレンディ・インターナショナル・グループは、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンの子会社であるLキャピタルから出資を受けており、約2000の販売拠点を持つトップクラスのファッション企業。