ビジネス

H&Mの2014年度は2ケタ増収増益で売上高2兆1200億円に 日本の売上高は約470億円に!

 H&Mへネス・アンド・マウリッツの2014年11月30日終了の2014年通期決算は、VAT(付加価値税)を除く売上高が前年比118%の1514億1900万スウェーデンクローナ(SEK、約2兆1190億8600万円)、最終利益が同117%の199億7600万SEK(2790億6500円)と2ケタ増収増益となった。

 期中に米国と中国を中心に世界で379店舗をオープンし、期末店舗数は3511店舗、展開エリアは55カ国・エリアになった。売上高トップ10は、ドイツ、米国、英国、フランス、中国、スウェーデン、オランダ、イタリア、スペイン、スイスの順だった。カール・ヨハン・パーションH&M最高経営責任者(CEO)は、「すべての我々のブランドの商品が受け入れられた。また、店舗とオンラインの継続的な拡大により、マーケットシェアを高めるとともに、われわれのポジションを強固なものにした」と好調理由を語る。

 さらに、「2015年は新たにベルギーやブルガリア、ルーマニア、スイスなど、9カ国でオンライン販売を開始する」という。 08年に日本に上陸したH&Mジャパンの売上高は、同114%で33億5600万SEK(約469億8400万円)、日本通貨ベースでは21%増(推定約520億円)となった。期中は12店舗を出店し、期末店舗数は51店舗(うち、「モンキ」3店舗、「ウィークデイ」1店舗、「コス」1店舗)となっている。

本文中の円換算レート:1スウェーデンクローナ=14円

【関連記事】
H&Mの2012年度通期決算は増収増益

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。