J.フロント リテイリングの2013年3〜11月期連結業績は、本業の儲けを示す営業利益が対前年同期比163.3%の252億円だった。売上高は同110.1%の8310億円。株高による資産効果によって都心の百貨店の販売が好調だった。一番店である松坂屋名古屋店は改装効果もあって売上高は同110.0%、昨年10月に増床オープンした大丸東京店は同121.4%だった。前期に買収したパルコの伸長も寄与した。通期では売上高が対前期比106.2%の1兆1160億円、営業利益が同137.7%の425億円と従来予想を据え置く。
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