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「オーディナリー」を手掛けるデシエムがボディーケアブランド「ルーファ」立ち上げ

スキンケアブランド「オーディナリー(THE ORDINARY)」を手掛けるデシエム(DECIEM)はこのほど、新たなボディーケアブランド「ルーファ(LOOPHA)」を立ち上げた。ハンドウォッシュとボディーウォッシュをそれぞれ2種類の香り“ブロードリーフ フォレスト”と“ウード&アンバー”で展開する。価格はそれぞれ18ドル(約2600円)で、販路は自社EC。10月にはチョークの香りを発売予定だ。

デシエムはエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)が今年の初め、17億ドル(約2500億円)で買収。シエムのニコラ・キルナー(Nicola Kilner)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「現在わが社は『ルーファ』のほか3ブランドを手掛けるほか、今後も新たなブランドを発表予定だ」と話す。同氏は売り上げについてコメントしなかったが、業界筋は「ルーファ」の売上高は初年度で2000万~3000万ドル(約29億〜44億円)に達すると予想している。

「ルーファ」は故ブランドン・トラックス(Brandon Truaxe)創業者が2016年に商標登録したことに由来している。石けんの泡を模したOのブランドロゴは当時に由来するもの。キルナー共同創業者兼CEOは「『オーディナリー』は機能性が全て。一方『ルーファ』のようなバス&ボディーケア用品は感性に基づいて購入される。全ての香りは重ね付けでき、互いに補完し合う」と語る。現在30アイテムを開発中で、25年には美容液やボディークリーム、ボディーミストを発売する。「オーディナリー」が扱わないペットケアやランドリーアイテムにも進出予定だ。

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