伊勢丹新宿店は、5月26日までフランスのライフスタイルを伝えるイベント「フランスウイーク」を6・7階の催物場で開催している。第10回を迎える今回は「ボンジュール フランス〜本物・本質のアール・ドゥ・ヴィーヴェル(暮らしの美学)〜」をテーマに、フードやファッション、ビューティなど100以上のフランスブランドの商品を集めた。
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品数が最も豊富な食品の売り場には、ワインやパン、バター、チーズなどさまざまなグルメを集めたブースが並ぶ。来日した生産者が自らブースに立って販売するブランドも。シャンパンやキャビアが味わえるイートインコーナーでは、フランス料理の名門校ル・コルドン・ブルーによる料理セミナーを実施している。今回の出展ブランドのうち約半数は日本初上陸。食品の他にもテーブルウエアやバッグ、アクセサリー、スキンケア、フレグランスなど、ここでしか手に入らないブランドが数々出展している。
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在日フランス商工会議所は、26日まで東京都内をフランス文化で染める祭典「ボンジュール フランス」を開催している。在日フランス大使館をはじめ、数々のフランス・日本企業の協賛を得て、"ショッピング" "美食" "芸術文化" "ライフスタイル"をテーマに都内でさまざまな催しが開かれており、今回の「フランスウイーク」もそのメーンイベントのひとつだ。
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20日のオープニングセレモニーでは、ティエリー・ダナ駐日フランス大使館大使やベルナール・デルマス在日フランス商工会議所会頭をはじめ、大西洋・三越伊勢丹ホールディングス社長、鷹野正明・伊勢丹新宿本店長、「ボンジュール フランス」大使を務めるコシノジュンコ・デザイナーらがテープカットを行った。
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コシノジュンコは「ファッションデザイナーはまずフランスに憧れるもの。だが、フランスはファッションだけでなく、ライフスタイルにまつわる各面に素晴らしい文化を持っている。日本人がそんなフランスのライフスタイルをこの伊勢丹で、またこのエリアで味わうことができるという意味で、『フランスウイーク』はとても素晴らしいイベント。皆さまに新しい文化を体験しながら楽しんでほしい」と話した。
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大西社長は、「日本人にとってフランスはとても身近な存在で、フランス製品も強い人気を誇る。1年前からフランス商工会議所や関係者の皆さまと準備を進めてきたが、伊勢丹だけでは実現できなかったようなお取り組み先や商品をご紹介できることを嬉しく思う。この日をきっかけに、フランスのアートと文化をベースにしたライフスタイルを、さらに日本の皆さまに提案していきたい。今後は街ぐるみのイベントを開催できるようにしたい」とコメントした。
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