マークスタイラーは、自社のセレクトショップ「チュージーチュー(choosy chu)」から「ジュリル(Jelill)」を独立させ、2014年2月から本格展開する。新らに、タレントの河西里音(かさい・りおん、26歳)をディレクターに起用し、10〜20代の女の子をターゲットにしたストリートミックスの"ゆるふわ"ガーリーを提案する。デビューシーズンの14年春は、パステルカラーを基調にしたスウェットパーカやチュールスカート、裾にギャザーを入れたチェック柄シフォンワンピース、ユニコーンモチーフのカーディガン、ノンウォッシュのデニムジャケットなどが揃う。商品の中心価格帯は、ワンピースが5000〜7000円、スカートやパンツが4000〜6000円、カットソーが3000〜5000円。
河西は、元AKB48、河西智美の姉として知られるとともに、NHK Eテレの子ども向け番組「ニャンちゅうワールド放送局」の10代目お姉さんとしてタレント活動している。「タレント活動中も自分で服やヘアメイクをスタイリングするほどファッションが好き。『ジュリル』は女の子の"かわいい"の声に応えられるよう、シルエットや素材にこだわっている。また、キャラクターやモチーフ柄を使い、オリジナリティを出す。自分の世界を表現できるブランドとして、どんどん発信していきたい」と話す。