アサヒビールは9月4日、日比谷公園で「アサヒビール オクトーバーフェスト 日比谷 秋の収穫祭 2014」のオープニングセレモニーを開催した。同イベントは、今年で10回目。古賀稔彦、岩崎恭子、萩原健司ら、日本を代表する歴代の金メダリストをゲストに迎えた。会期は、7日までの4日間限定だ。
デビューして28年目を迎える人気ビール「アサヒスーパードライ」が、4月にアメリカで行なわれた「ワールドビアカップ2014」のInternational-Style Lager部門で金賞を受賞したことから、会場のテーマカラーはゴールドに設定。氷点下の温度帯で調整された「アサヒスーパードライ」を提供するエクストラゴールドブース、「アサヒスーパードライ ドライプレミアム」樽生ビールブースをはじめ、金粉入りビールなど、種類豊富な各国のビールやフードを楽しむことができる。ドイツ・ミュンヘンで実施されている本場「オクトーバーフェスト」の雰囲気を日比谷公園に落とし込んだ。
セレモニーに登壇した小路明善(こうじ あきよし)アサヒビール代表取締役は、「2005年からビールイベントとして毎年開催してきた『アサヒビール オクトーバーフェスト 日比谷』は、今年で開催10周年を迎えた。9年間の累計来場者は、のべ83万人を超えるほど。金賞を受賞したビールを氷点下で楽しむことができる」とし、金メダリストをステージに迎えた。ステージには、それぞれが座右の銘を書き込んだ「アサヒスーパードライ」「アサヒスーパードライ ドライプレミアム」の巨大缶が披露された。
水泳女子 200m 平泳ぎ バルセロナオリンピック金メダリストの岩崎は座右の銘に「自身に欠かせないもの、持ち続けたいという気持ちから」"素直"という言葉を選択。柔道男子71キロ級 バルセロナオリンピック金メダリストの古賀稔彦は、「2000年現役引退の時に自分で決めた。自分のことは自分が一番理解しているので、死ぬまで学ぶ心を持ち続けていたい。どんなことも前向きに考えていきたいという決意から"一生精進、常に前進"と書いた」と述べた。イベント中に数回メダルを落とし、出演者をヒヤヒヤさせた船木和喜スキー個人ラージヒル・団体ラージヒル 長野オリンピック金メダリストが書いたのは、"take it easy"だ。
終盤には、注がれたばかりの「アサヒスーパードライ」がゲストに配られ乾杯へ。小路アサヒビール代表取締役は、「アサヒビールとしては、是非とも残暑が続いてほしい!」と音頭をとった。さらに、アスリートたちへ特別に製作された名前入りの"ゴールド缶"をプレゼント。世界で一つしかない、貴重なビールを木箱に入れて手渡した。
■参加メダリスト
古賀稔彦、岩崎恭子、萩原健司、船木和喜、柔道の瀧本誠、ソフトボールの伊藤幸子、ショートトラックスピードスケートの西谷岳文、ソフトボールの三科真澄、水泳の柴田亜衣