ファッション
連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY 第153回

なぜ、タペストリーとカプリの合併には「待った」が入ったのか?

有料会員限定記事

なぜ、タペストリーとカプリの合併には「待った」が入ったのか?

こちらの記事、訳せば訳すほど「ナゼ?」という気持ちになりました。

確かに日本においても、「コーチ(COACH)」と「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」そして「マイケル マイケル・コース(MICHAEL MICHAEL KORS)」の3ブランドは、“アクセシブル・ラグジュアリー”の雄です。ピーク時は、電車に乗れば1車両に1人どころか、7〜10人掛けの長い座席に1人はいずれかのブランドバッグを持っていたものです。

しかし日本の場合、同じ価格帯では「フルラ(FURLA)」や「ロンシャン(LONGCHAMP)」の存在感も大きく、最近では「ポレーヌ(POLENE)」や「セザンヌ(CEZANNE)」などの新興勢力も台頭しています。アメリカでは、おそらく「ゲス(GUESS)」や「ラグ & ボーン(RAG & BONE)」はバッグでもメジャープレイヤーでしょうし、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」や「トリー バーチ(TORY BURCH)」「セオリー(THEORY)」「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」「J.クルー(J.CREW)」あたりでも、“アクセシブル・ラグジュアリー”な価格(TORY BURCH)帯のバッグは、バリエーションがあるはずです。

この続きを読むには…
残り1107⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。