化粧品の商品企画・開発からブランド戦略まで手掛けるエスヴィータは、新プレミアムスキンケアブランド「テウズ(TEUDU)」を立ち上げる。第1弾はクレンジングオイルと化粧水を扱い11月7日に、第2弾はスキンケアクリームで12月2日に発売する。価格帯は9900〜7万7000円。肌の菌そうを整え、根本的な肌改善につながるスキンケアを提案する。
同ブランドは、肌の菌の集まり「菌そう」に着目。肌ストレスを減らし善玉菌が優位な肌に整えることで、肌自らが美しくなる力を備えた環境を作る。合成防腐剤は使用せず、植物の抗菌作用を利用した商品作りが特徴。ブランド名は、朝と夜に肌を整えるスキンケア習慣を“清める”行為と捉え、手や顔を洗い清める「手水」を由来に名付けた。
共通成分として「シソ葉エキス」を配合。自然由来の防腐効果を持ち、日中に受ける乾燥ダメージから肌を守りながら健やかな肌に導く成分だ。原料には岩手県の提携農家「アーク館ヶ森」で無農薬で育ったシソを使用する。スイートオレンジやグリーンアップルのフルーティーな香りから、ホワイトリリー、ローズ、ジャスミン、サンダルウッドに移り変わる天然精油の香りを共通採用する。
第1弾は、クレンジングオイルと化粧水の2品をラインアップする。“ザ・クレンジング”(150mL、9900円)は、ノーメイクの日や朝の洗顔にも使用できるクレンジングオイル。日本人の皮脂と親和性が高いコメヌカオイルと古代米エキスが、メイクや毛穴汚れ、余分な皮脂を溶かし洗浄しながら潤いを与え、しっとりと洗い上げる。“ザ・ローション”(150mL、1万3200円)は、乾燥や肌荒れを防ぎ、健やかな肌に整える化粧水。表面を覆う、構造を保つ、水を抱え込むというメカニズムの異なる保湿成分3種を配合する。
第2弾は、スキンケアクリーム“アイピーセル・リッチ エマルジョン”(30g、7万7000円)が登場。再生医療技術を応用して生まれた原料「iPS 細胞培養上清液」を高濃度配合し、乾燥などの肌悩みににアプローチ。ハリと弾力、透明感のある肌に整える。同成分は細胞そのものではなく細胞が分泌した成分が含まれる液体で、新しい有用成分として注目を集めている。