ファッション

ユナイテッドアローズが韓国の人気バッグ「オソイ」の国内独占販売権を取得

ユナイテッドアローズはこのほど、韓国発のウィメンズバッグブランド「オソイ(OSOI)」の国内独占販売権を取得した。

「オソイ」は2016年にヒージン カン(Hee Jin Kang )オーナー兼クリエイティブディレクターによって設立。ブランド名は日本語の「遅い」を語源に、「少しゆっくりでも自分たちのペースを守りたい」「上質なモノ作りをしていきたい」という思いが込もる。上質感とエッジの利いたモード感のあるテイストとユニークなフォルム、適度な遊び心がありながらも使い勝手の良いデザインが特徴だ。

現在、「オソイ」は韓国国内に2店舗を運営。日本国内では、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」「アストラット(ASTRAET)」「スティーブン アラン(STEVEN ALAN)」といったユナイテッドアローズの業態のほか、「バーニーズ ニューヨーク(BARNEY’S NEWYORK)や「エストネーション(ESTNATION)」「シップス(SHIPS)」「グレイト(GR8)」「ヌビアン(NUBIAN)」など、百貨店や高感度な大手セレクトショップ、個店で取り扱いがある。

ユナイテッドアローズは独占販売権取得の背景について、「これまで当社が仕入れブランドとして取り扱いをしてきた中で、20~40代の幅広いファッションコンシャスなお客様から高い支持を得ているという手応えがある」とし、「当社が日本のマーケットに適した事業戦略を行うことで、さらなる高付加価値ブランドに発展できると判断した」と説明する。

2025年春夏シーズンは、インラインモデルと「ユナイテッドアローズ」別注モデル数型の展開を予定する。中心価格帯は3~5万円。来年2月中旬に公式ブランドサイトを「ユナイテッドアローズ オンライン」内に開設し、同時に「ユナイテッドアローズ」一部店舗での常設コーナーなどで取り扱いを強化。2025年内のブランド単独出店とその後の段階的な出店を計画する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。