歌手で俳優のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)と俳優のシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)は、W主演を務める映画「ウィキッド ふたりの魔女」のシドニープレミアとフォトコールイベントで“メソッドドレッシング(俳優が映画やドラマのプロモーションイベントなどでその作品で演じた役柄のイメージに落とし込んだ服装をすること)”を披露した。2人は、4月にロサンゼルスで開催されたシネマコン(CinemaCon)でも、映画の役柄とリンクしたスタイリングを披露している。
アリアナ・グランデ
アリアナはプレミアに設置された“黄色いレンガの道“に、ボリューミーなチュールスカートとパフスリーブ、ふんだんにあしらわれたビジューが印象的な「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のカスタムドレスで登場。
このドレスは、1939年公開の映画「オズの魔法使い」で同じくグリンダを演じた俳優ビリー・バーク(Billie Burke)の衣装をオマージュしたもの。首元で輝く「ロレイン・シュワルツ(LORRAINE SCHWARTZ)」の蝶のダイヤモンドチョーカーもオリジナルルックの要素のひとつだ。
フォトコールイベントには、「ボーディ(BODE)」のツーピースアンサンブルで登場。リボンがあしらわれたストラップレストップスに、ハイウエストスカートを合わせた柔らかな雰囲気のスタイリングはグリンダを想起させる。トップスと同色のパンプスは「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」、シルバーで統一したジュエリーは「スワロフスキー(SWAROVSKI)」のもの。
シンシア・エリヴォ
エルファバを演じるシンシアは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」がカスタムしたビスチェスタイルのガウンを着用しプレミアに登場。ダークな雰囲気の役に合わせブラックで統一し、ペプラムスカートのシルエットでアクセントを加えた。
フォトコールには、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」2011-12年秋冬コレクションから、エメラルドとブラックの華やかな刺しゅうが施されたラウンドネックトップスと、ブラックペンシルスカートに身を包み登場。複数のバックルがあしらわれたアイコニックなプラットフォームシューズと「MÈRENOR JEWELRY BY AMIE SATCHU」の大ぶりなジュエリーを合わせ、役柄の雰囲気をスタイリングに落とし込んだ。
映画「ウィキッド ふたりの魔女」は、誰も知らないもう一つの「オズの魔法使い」の物語を描いたエンターテインメント作品。日本では2025年春の公開予定だ。